“執着を手放す”って結局どうやるの?手放す方法をわかりやすく説明
スピリチュアル系・引き寄せ系の話のなかで、
「執着を手放す」ことの大切さ
を説いているのをよく耳にしますよね。
たしかに「執着」って願いを叶えるときに邪魔になるんですが、肝心の執着の手放し方がわからない方も多いのではないでしょうか。
私もそんな風に思っていた一人で、
“執着の手放す”には何か完ペキな方法があるにちがいない
と思っていました。
スピ系の動画を見ていても「ただ手放せばいい」とか、いいとこ「イメージングして手放しましょう」みたいな抽象的な話ばかり耳にするので、本当に手放せているのかもわからなかったんですよね。。。
でも、最近わかってきたのは、
執着は本当に単純に「手放せばいいだけ」
ということです笑
もうこれ以上に言いようがないんだなと感じました。
この記事では「執着を手放す」ことについて、できるだけわかってもらえるように書いていきたいと思います。
- 執着を手放すってどういうことか知りたい
- 執着を手放して願望を叶えたい!
執着を手放すのはカンタンだけど難しい
結論からいうと、執着を手放すには、
あなたが「手放す」と決めれば手放せます。
肩透かしを食らったような気分かもしれませんが、もうこれしかないという結論に至りました。
ただ、
「手放すと決意する」のがとっても難しいんです。
執着とは”とらわれ”、”こだわり”という意味。
そもそもが、なかなか手放せないものなんです。
だから”執着”なんですね。。
執着する裏に隠された気持ち
なぜ人は執着してしまうんでしょうか。
それは、あなたが
- 「○○がないとムリ!」
- 「○○じゃなきゃイヤ!」
- 「絶対○○のはず」
などと思い込んでしまっているからです。
自分の中でその考えにガッチガチにしがみついているのですから手放せません。
たとえば、「好きな人がいて、その人と結ばれたい」という願望があったとします。
この場合、なぜ執着してしまうのでしょうか。
執着してしまう奥には「私が幸せになるには、もうこの人しかいないんだ」という思いがあります。
だから「どうしてもこの人と結ばれたい」と考えてしまいます。これが執着になっていくんですね。
……でも、果たしてそれは本当なんでしょうか。
その人にはもっともっとステキな人との出会いが用意されている可能性もありますよね。
だけど、執着してしまっている人は「もうこの人しかいない!」という思いに完全にとらわれてしまっているので、他の可能性が考えられません。
ここで考えなければならない前提として、この世の中は”他人は変える”ことができません。
ですので、相手があなたの好意に対して振り向いてくれるかどうかは相手側に権利があります。
けれど、執着してしまっている人は「この人しかいない」と思っているので、なんとしても振り向いてもらいたいといろいろ頑張るのですが……
あれこれ努力する行動の根底には、「この人を逃したら幸せになれないかもしれない」といった恐れや不安などのネガティブ感情が渦巻いていることが多いのです。
ここで登場するのがいわゆる”引き寄せの法則”というやつです。
引き寄せの法則は、自分の発した感情と同じものを引き寄せることになるため、結局願いが叶わない現実が引き寄せられてしまうんですね。。
仮に結ばれたとしても、根底のネガティブな感情がなくならないかぎり安心できなかったり、別れることになってしまったり、望まない未来へとつながってしまいます。
執着を手放すには、自分で認識するしかない
執着を手放すには、
「手放せない理由を深堀していく」
ことが大切です。
なんで私は、この願望に、人に、仕事に、方法に、過去に、執着しているのだろう?
自分と深くしつこく向き合っていくと、きっと”手放したくない理由”が浮かび上がってくると思います。
そして、
「この執着している思いを手放したら私はどうなるだろう?」と問いかけてみましょう。
必死で握りしめているその思いを手放したら、、、
- 先の見えない不安に襲われるかもしれない
- 傷つくかもしれない
- 安全地帯から踏み出さなければいけなくなるかもしれない
- だれからも愛されないかもしれない
など、手放したらどんなことになりそうなのかを想像し、自分が持っている恐れを認識するんです。
こうしてネガティブな感情に気づくと、フシギとその感情が溶けていくのを感じるはずです。
なぜなら、あなたが勝手にあれこれ妄想しているだけだから。
それはまだ起きてないことで事実ではないのです。
これに気づいた結果、手放していける。
自分の勝手な思い込みが、こんなに自分を苦しめていたんだと認識することで手放そうと思えます。
手放すと決意できるんです。
頭の中の反論があなたの幸運を邪魔する
「いやいや、そんなこと言っても…」とか「手放した結果、望まない結末になったら?!」とか思うかもしれません。
そんな反論が頭をよぎったら、それこそが執着している証です笑
あなたが自分の思いに執着しているかぎり、あなたは本当は夢を叶えたくないのです。
それは「夢が叶ったら怖い」「夢が叶っていい自分じゃない」などと思っているから。
とくに自分を愛せていない場合、「こんな自分が幸せになっていいはずがない」と心の奥底で思っているため願望は叶いません。
願望が叶わないように引き寄せが起きてしまうのです。
執着を手放した先に待っていること
執着を手放した先に待っている未来なんて、その時になってみないと誰にもわかりません。
ですので、先ほどの例でいえば、執着を手放した先には「好きな人と結ばれる」かもしれないし、「その好きな人とは結ばれない」かもしれません。
けれど、「好きなあの人と結ばれたい」という願いを表面的に持っているけど、もっともっと奥深くの願いは「幸せになりたい」なのです。
結果的に目の前の好きな人と結ばれない未来だったとしても、それはあなたにはもっと幸せになれるパートナーが他にいるからなのです。
絶対にこうじゃないとイヤだ!という思いで自分を縛って苦しんでいるなら、その思いを手放して宇宙を信頼してみませんか。
おわりに
なんとなく、「執着を手放す」のニュアンスをわかってもらえたでしょうか?
執着を手放す方法には、正解があるわけではありません。
自分が手放したくなったら、自分の好きなように手放していけばいいんです。
あなたが手放せないでいるその思いを”あなた自身”が受け入れたときに、「執着を手放して幸せになろう」と思えるはずです。