あなたが変われないのは”本当は変わりたくない”から
あなたはこんなお悩みを持っていませんか?
- 頭では「変わりたい」とは思っているけど、一歩を踏み出す勇気が出ない
- 今までの自分を変えようとしてなにかに取り組むけど、途中で挫折してしまう
そんな風に悩んだことがある人も少なくないと思います。
あなたが変わりたくても変われない理由。
それはあなたが
本当は「変わりたくない(または変わらなくていい)と思っているから」
です。
この記事では「変わりたくても変われない理由」と「どうしたら変われるか」について見ていきます。
- 変わりたいけど変われない自分に悩んでいる
- 変われなかった過去の自分にガッカリしている
- 変わるのが恐い……
変わりたくても変われない理由
人が変われない理由は、本当は「変わりたくない(または、変わらなくてよい)と思っているから」です。
頭では「私は変わりたい」と思っているかもしれません。
でも、心の奥底では「このままでいい」と思っているんです。
人間の意識には顕在意識と潜在意識があり、潜在意識は人間の意識の95%を占めていると言われています。
この潜在意識は、そもそもの性質としてあまり変化を好みません。
なぜ、変わりたくないのか?
では、なぜ「変わりたくない」と思っているでしょうか。
それは
「もし今の自分から変わってしまったら、現状の生活が脅かされるかもしれない」
という恐怖心や警戒心がはたらくからです。
まず、今の自分でもまぁなんとか生きていけている現状がありますよね。
いろいろと不満はありつつも…
けれど、”変わる”ということは、今の安全な領域から”未知の領域”に勇気を出して踏み入れなくてはならないんですね。
この先の未来に確証が得られないという恐怖と天秤にかけたら、現状維持を望んでしまうのです。
もしも、
「努力の結果が出なくても、あなたの生活がバラ色になることは約束されています!」
などと100%保証付きだったら安心できて「やってみよう!」と思えませんか。
でも、そんな甘い話を信じられる人はなかなかいませんよね。
努力しても今より生活が良くなるかはわからない。
なんなら今よりも苦しい状況になるかもしれない。。。
そんな危ない橋を渡るなら……
「今のままでもいいや」という考えに落ち着いてしまうのです。
勇気を出して自分を変えるための3つのポイント!
自分を変えるためのポイントは次の3つです。
- 変わりたい目的をはっきりと認識する
- 変われなかった先に待っている未来を考える
- 自分への否定的な思い込みを取り払う
順に説明していきます。
変わりたい目的をはっきりと認識する
あなたが変わりたい理由はなんでしょうか。
ダイエットなら「痩せたら何がしたいのか?」
お金を稼ぎたいなら「稼いだお金で何をしたいのか?」
資格取得なら「その資格を得てどんなことをしたいのか」
などなど、目標を達成した先にある未来がほしくて頑張るのではないでしょうか。
目的を明確にせず、ただ漠然と「変わりたい」と考えているだけでは、その信念はあっという間に現状維持の誘惑に流されていってしまいます。
ぜひ、ご自身と向き合って「どんな未来を手に入れたいのか」をはっきりとさせましょう。
変われなかった先に待っている未来を考える
そもそも、「変わりたい」と思っているということは“現状”になにかしらの不満があるからですよね。
あなたは今の自分や生活の何に不満を抱いているのでしょうか。
- 給料が低くてゆとりある暮らしを送れない
- 体型にコンプレックスがありオシャレを楽しめない
- あがり症な自分に自信を持てない
などなど。。。
今抱えている不満がこの先もずっと続くとしたらどう感じますか?
「変わりたいと思う=その不満を解消した未来を生きたい」です。
先に紹介した「変わりたい目的」と照らし合わせて、あなたならどちらの道を選択するのかを自分に聞いてみてくださいね。
自分への否定的な観念を取り払う
変化には”恐怖”を乗り越えるのを避けて通れないことがあります。
たとえば、
引っ込み思案な自分を変えたくて、勇気を出して人前で発言することにチャレンジする状況を想像してください。
- 笑われるかもしれない。
- 自分が意見を言ってもいいものなのか?
- 注目されるのが恐い。。。
そのような恐怖に向き合うことになるはずです。
恐怖に向き合ったとき、「どうせ自分はダメだ」なんて否定的な思い込みがあったらどうでしょう?
動く前から自分の限界を決めてしまい、チャレンジすらしないかもしれませんね。
でも、それはやってみないとわからないことです。
やる前から「どうせ無理」と思っているのは幻想です。
仮にチャレンジが失敗に終わったとしても、
「変わるために動けた自分」が手に入ります。
これは大きな自信につながりますよ。
また、次に打つ手もわかります。
一度勇気を出せたなら、その経験を糧に
「今回は少し失敗しちゃったけど、次はこうしてみたらどうだろう?」
と新たな勇気を踏み出せるはずです。
変わりたくても変われない自分に気づいたら、
- 「本当にそうなのか?」
- 「自分で勝手に決めつけただけじゃないか?」
と考えてみてください。
本当はそうではないとしたら…?
行動してみなければわからないとしたら。
思い込みに気づくと、今まであなたを縛っていた縄がほどけるような感覚があるかもしれません。
「なんだか変われそうな気がする」と思えたらチャンスです!!
変わるための行動を起こしましょう!
【重要】変われない自分をあまり責めない
最後にとても重要なことを話します。
変わりたくても変われない自分をあまり責めないでいてください。
自分で自分に厳しく接し「やっぱり自分はダメだ…」なんて思ってしまうと、ますます自信を無くして変われなくなってしまいます。
ですので、勇気が出なかった自分も受け入れてあげてください。
そして、「今回はなんで変われなかったかな?」と原因を探って次につなげましょう。
人が変わるには相応の時間が必要です。
諦めず、粘り強く、自分を理想の未来へと連れていってあげてください。
あなたの見方をしてあげられるのは、いつだって自分自身なのですから。
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